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脱サラして農業…そんな方程式が自然に聞こえるような時代となりました。一時の起業ブームとは異なり、最近耳にする話題は、不景気だとか不況といったそんな暗い話題が多いですよね。

そんな中で、なぜか農業が密かにブームとなっています。思い切って脱サラをして農業を始める人もいますが、脱サラをせずに普通に働いて、週末だけ農業に励む…そんな新たなライフスタイルを楽しんでいる人もけっこういるようです。

そんな農業ブームとなったきっかけは、色々な理由が挙げられます。まず、脱サラして農業を始めた人の経験を綴った本が爆発的ヒットをたたき出したことも毎日なんとなくサラリーマンを続けている人たちに勇気ややる気を与えたという理由があります。

さらには、最近では芸能人が農業をしているという話もちょくちょく耳にするようになりました。理由はともかく、そんな背景からちょっとした農業ブームが巻き起こりました。

不況といわれる今、サラリーマンをしていても生き残れる保証はどこにもありませんし、先がどうなるかわからない時代だからこそ、起業するといっても、現職を生かしたことをするにしても微妙な部分があります。

農業も安定している職とは言えませんが、やりがいを求めて、田舎暮らしを求めて、様々な理由で始めたいと考えている人がいるのです。そこで、転進するサラリーマンが現れたのです。

実際に農業に転職した人の意見はというと、想像以上に厳しかったという人がほとんどのようです。農業というのは、大前提として自営業です。そして、自然を相手にするので、頑張っていても実らない年が続くこともあります。

生半可な気持ちでは始められないものです。それでも脱サラして農業に転職する人がいるといのは、大変な面にも勝る魅力があるということでしょう。

やっぱり、事業主となって農業を営むというのはとても厳しいことではありますが、その反面達成感もすばらしいものだと言えます。また、最近では脱サラを考えて、サラリーマンをしながら兼業で農業を始めるとい方法をとる人もしばしばいるようです。

将来のシュミレーションの一貫として、副収入として、様々な理由で始める人がいるようです。金銭的なことだけではなく、サラリーマンでは味わうことができないような充実感も人気の秘密なのです。

脱サラして農業に転進するというのは、単なるブームというだけではなく、そうさせる何かが農業にはあるということなのでしょう。まずは、自ら本や経験談などをリサーチしてみて、自分の意識を確認してみましょう。